パチンコ依存症離脱5周年、おめでとう!

パチンコ(パチスロ)依存症の患者さんが、私の前に現れるようになり、治療を開始してから、およそ5年が経ちます。

当時は試行錯誤をしながら、患者さんの特性を見極め、彼らに合うようなアドバイス・治療法をいろいろ案出してきました。
そうこうしているうちに、治療継続が五年間に及ぶ患者さんも出てきました。
彼らは今極めて安定しており、ここ三年間ほどパチンコのことを全く考えなくなった、といいます。
現在、処方薬もなくなり、カウンセリングも行っていないません。
2ヶ月周期で奥さんと来院し、そのたびに主治医の私ともども”無事”を確認し、喜び合います。
そして私は、今の生活を続けていくように激励をします。
このような”儀式”は、一見すると意味がないようですが、何年間もパチンコ絶ちをしてきた人が、ほんの出来心でパチンコ屋に入ったのを契機に、またパチンコ依存の地獄にずり落ちていくのを見てきた私からすれば、本当に重要なことなのだ、と思えます。
パチンコ依存症から立ち直りまさに”生まれ変わった”患者さん、その生まれ変わりを信じ陰で支え続けた奥さん、その両者に対し、ねぎらえる何かいい方法はないものか、と考えていたところ、生まれ変わり五年目の患者さん夫妻の顔を見比べているうちに、パッと思いつきました。
それは夫婦で「パチンコ依存症からの離脱5周年の記念品交換」をすることです。
夫婦双方が、パチンコ依存症と共に闘った”戦友”として、互いをたたえ、絆を深め合う。
指輪・ネックレスなど互いの身につけるものがよいでしょう。
この話をご夫婦にしたところ、とても喜ばれました。
パチンコ依存症治療の経過は、ともかく二度とパチンコやらないことを誓い、一生予防を行い続けるという極めて地味なものです。
そのいささか重苦しい道程に、このような遊び心を導入していけるとよいのではないでしょうか。
ご夫婦は、プレゼント選びが今からとても楽しみ、と言ってくれています。
パチンコ依存でもってしても、引き裂かれなかった夫婦の絆の深さに、敬意を表したいと思います。

熊木徹夫(あいち熊木クリニック<心療内科・漢方外来>/〒470-0131 愛知県日進市岩崎町竹ノ山37-347/TEL:0561-75-5707/ www.dr-kumaki.net/)

<※参考>

パチンコ依存症(ギャンブル・パチンコ・パチスロ・スロット)治療のキモ〜パチンコの呪縛から抜けられないあなたのために

新刊書『ギャンブル依存症サバイバル』のご紹介

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