ビジネスマン専門カウンセリングルーム・「戦士の休息」をオープンします

私たちは2014.春名古屋駅周辺(名古屋駅徒歩3分のところ)に、新たに<ビジネスマン専門カウンセリングルーム>「戦士の休息」をオープンします。

戦士の休息室内写真2

戦士の休息の待合室とカウンセリングルームのようすです。


<ビジネスマン専門>
と銘打つのには、理由があります。
これまで私熊木は、あいち熊木クリニックで6年間に約5,000人の新患さんを受け入れてきました。
そのうち7割が女性
中でも場所柄、30代女性で主婦の方が、非常に多くいらっしゃいます。

当院できわめて多数を占める30代女性ですが、
病気であるとはいえ、比較的健康度が高い方が多い印象です。
これは30代女性が精神科・心療内科受診に対して、大きな抵抗を示さず、軽やかにその“敷居”をまたいでこられるからだと考えています。
すなわち精神科治療にあまり偏見を持たず、その有用性をよく理解し、受容されているということなのでしょう。
このような方は、かなり早い段階で社会生活への復帰を果たされ、その後も伸びやかに暮らして行かれることが多いです。

それに対し、全体としてはそれほど多くない男性患者さんはどうか。
私が初診の場において、彼らと遭遇するとき、かなり重症といえる状態であることに驚きます。
「なぜ、こんなになるまで放置しておいたんだ・・」と呆然とすることも少なくありません。

これは、男性患者さん(特にビジネスマン・サラリーマンの方)においては、まだまだ精神科・心療内科に対する抵抗が強いか、あるいはかかりたくてもかかれないほど多忙を極めているか、そして弱音を吐くことさえ許されない状況にあるか、いずれかに違いないと私は考えています。
すなわち、男性の精神科疾患の罹患数も決して少なくはないのだが、それが顕在化してくることが殊の外少ないのです。

身体の病気であれ、こころ(脳)の病気であれ、長期にわたり悪い状態を継続していると、やがて慢性化していきます。
罹患の期間が長いほど、さらにはその病状が重くなるほど、回復は容易でなくなり、患者さん自身の苦しみは計り知れないものとなっていきます。
「なんとか、病気の程度の軽い状態で、そしてできることなら、悪くなる一歩手前で、男性患者さんに手を差し伸べることはできぬものか」と、私は長年思案してきました。

日本では長らく、「顔で笑って心で泣いて」「男は背中で語る」「男は黙って●●ビール」など、“男の沈黙は美徳”と考えられてきました。
上記の標語は相当昔のものですが、そういった男性のメンタリティーは現代にあっても意外に変化がありません。

日本全体の自殺者が毎年3万人という時代。
この自殺者のうち、中高年男性の占める割合が異様に多いのが、日本の特徴です。
それには、ビジネスマンのアジール(避難所)がどんどんなくなっていることも、関係しているとはいえないでしょうか。

男性が気軽に立ち寄れ、一息つける場所。
日頃のストレスをつぶやき、帰宅前に置き去るための場所。
実際にはけっこうもろい男性たちが潰れてしまう前に、やわらかく支えてあげることができる場所。
そして、一向に片付かない「心の引き出し」を整理整頓し、明日という日を心地よく迎えていただけるようにお手伝いする、そんな場所。
精神科クリニックよりも簡単に訪れることができるような、そのような“敷居の低い”場所を作りたい。
そして、なるべく早期に、傷の浅いうちに、こころの専門家(臨床心理士)の支えを得て、こころのメンテナンスをおこなうことの必要性に気づいていただきたい。

私は、そういったことを解決するための糸口として、新しいカウンセリングルーム「戦士の休息」を開設します。
そして、どんな小さな相談でもいい、どんな他愛ない悩み事でもいい、この「戦士の休息」の臨床心理士に相談されることを提案いたします。

この新カウンセリングルール「戦士の休息」〈10か条の誓い〉を、以下に列記いたします。

  1. 男性ビジネスマン専門カウンセリングルームです(ビジネスマン専門をうたったカウンセリングルームは、これまでに存在しませんでした。ここは、ビジネスマンに特化した悩み・苦しみを集積し、その解決に全力を注ぐという専門施設です。ビジネスマンに特化した施設・サービスですので、他施設ではない特有なきめ細やかな配慮が行えます。また同じクライアントとして、OLさんなど女性の目があっては、こころが安らがないというシャイな男性もみえます。そのような方も、胸襟を開いて寛いでいただける場所となることを目指しています)。
  2. 名古屋駅から3分と至近距離にあります(思い立ったときに相談ができる環境であることも重要なことです。そのため名古屋駅という立地も、多くのビジネスマンの方の利便性に配慮したものであるといえます)。また、お手持ちのかばん・スーツケースなどを受付でお預かりいたします(出張帰りなど、多くの荷物をお持ちの場合でも、気軽にお越しいただくことができます)
  3. 完全予約制です心理カウンセリングは、信頼できる臨床心理士が一貫してご相談に応じ、発展させていくことが必要です。そのため、予約を取っていただき、継続的に話せる環境をご提供することが大事であると考えています。また、完全予約制であるなら、待ち時間として貴重なお時間を空費することを最小限にすることができます)。
  4. 全員が臨床心理士資格者およびその候補生です心理士の資格のうちでは最も厳格な基準をクリアしている臨床心理士のなかでも、あいち熊木クリニックの診療基準を満たした人物のみを、特別に選抜。候補生もそれに準じます)
  5. 所属臨床心理士の研鑽を積む場である「熊の穴(仮称)」を運営し、その活動を皆さんに公開しますブログ「臨床心理道場 ~来たれ、全国の臨床心理士!~」)臨床心理士はもともと非常に向学心が強く、献身的な人が多いです。そして、皆さんとともに「走りながら考え」成長していくのです。そのため、当室では単に優秀な臨床心理士を集めるだけにとどまらず、さらに成長してもらえる仕組みを考え続けます。ひいては、それが必ずやみなさんの精神的サポートに寄与するものとなるはずです。「戦士の休息」は、皆さんと一緒に成長し、その成果を皆さんに還元することを目指すカウンセリング・ルームです。
  6. 愛知県日進市の心療内科クリニックであるあいち熊木クリニック」が全面的にバックアップします(万が一、精神科薬物の処方が必要なレベルであると判断されるような場合、優先的に「あいち熊木クリニック」への紹介を受けることができます。「あいち熊木クリニック」は愛知県外からの方も含めて、予約患者さんが引きも切らず、常時4~5ヶ月の初診予約待ちとなっている心療内科・精神科・漢方クリニックです。また院長の熊木は、「官能的評価」の提唱者で、患者さんの身体の響きに配慮した、きめ細かな投薬で定評があります)。
  7. 「あいち熊木クリニック」は“治療に専心した場”であるのに対し、「戦士の休息」はより広く浅くビジネスマンの悩みをすくいあげることを目指します。
    ただ広く浅くビジネスマンの悩みをすくいあげるからといって、臨床心理士に求められるスキルが低レベルのものになるわけではありません。むしろ逆に皆さんが語られる何気ない事柄の中から、重大なポイントを絞り出し解決に導くのは、相当に高い問題解決力が求められます。すなわち当室は、単なる癒やしの場ではありません。臨床心理士は、皆さんの抱えておられるさまざまな苦悩に共鳴・共感し、時には叱咤する。そして最終的にはご自分で考え、問題解決を計り、乗り越えていけるようお手伝いする心強いパートナーとなることでしょう。
  8. EAP(Employee Assistance Program:従業員支援プログラム)特約カウンセリングルームです(各種法人に就業している従業員の方々についても、直接法人からの依頼を受け、メンタルヘルスのお手伝いをします。休業中は疲れをしっかり絞り出し、復職してもまた苦境に陥ることがないように、全力でサポートします。ですが勿論のことながら、EAPと関連のない個人からのカウンセリングお申し込みも、承っております
  9. 秘密は厳守します(いうまでもないですが、秘密は厳守いたします。安心して、言いづらいことをお話しいただくことができます。どのような内容でも構いません。お気軽に一度、臨床心理士にご相談ください)
  10. 当室カルテに、確実な情報集積を行っていきます。お話しされる事柄はひとつひとつ大切なものと受け止め、時間的(長らくかかっていただくことになっても)・空間的(場所や担当臨床心理士が仮に変わることがあっても)な隔たりを乗り越えて、確実にカルテに書き残して参ります。ご来室いただくたびに、クライアントさんと臨床心理士との間に共有される事柄が増えていき、居心地のいい時空間を醸し出していく、そのようなカウンセリングルームを目指しています。

いかがでしょうか、<ビジネスマン専門カウンセリングルーム>「戦士の休息」。

これを読んで、「ちょっと行ってみようかな」と思っていただけた男性ビジネスマンの方、歓迎いたします。

そして、大切なあなたのパートナー(夫、彼氏など)が何かに苦しんでいる・何かを隠しているようだけど、何か分からない、気が気でないという貴女、どうか勇気を持って、パートナーの背中を押してあげてください。
一人でやせがまんし、あれこれ抱え込んでいる彼も、あなたの一言なら耳を傾けるでしょう。
どうか、よろしくお願いいたします。

(※当室のカウンセリング費用はそれほど安いものではありません。あなたは、その費用を前に躊躇されるかもしれません。それは無理もないことと思います。
しかし、カウンセリングはある程度やって、気に入らないからまた替えるといった具合にはいかないものです。
ひとたび心を許したカウンセラーから、次に乗り換えることは、経済的・心理的負担がはなはだ大きく、容易なことではないのです。
あなたの貴重な時間・お金を費やして向き合っていただくもので、後悔していただきたくない。
そのため、当室の臨床心理士は厳しい診療基準を越え、さらに研鑽を積んだ人物のみ厳選してきているのです。
あなたが本気なら、私たちは本気で向き合います。
費用について逡巡されているなら、他所カウンセリングと、その中身を十分に比較の上、納得をしてからいらしていただきますよう、切にお願いいたします)

 

<ビジネスマン専門カウンセリングルーム>「戦士の休息」代表・熊木徹夫(精神科医)

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